地球育ちの宇宙人 -詩集-

愛する人の夢のために 君はいつまで戦うのか
吹き抜ける風 エデンの空に 僕らは立ち尽くす

幻想(まぼろし)の光を求めて 走り出した僕らの旅よ
どこへ向かい どこで終わるのか ただ思うように進めばいい

バベルの塔は崩れ落ち アダムとイヴが泣いている
夢幻の果て 世界の終わり 泡沫の悪夢が現実になる

ただあなただけが好きでした 
ただあなただけを愛していました
空っぽの果実に涙だけが蔦っていく・・・

愛こそすべて 
夢こそすべて 
真実こそすべて

綺麗事ばかり言ってんじゃねぇよ

何かに気触れて 何かに押しつぶされて
消えていくアイデンティティー
君の心も叫んでいるよ 魂のS.O.S

左は正義で 右も正義
左は悪で 右も悪
正義と悪って誰が決めるの？

春の優しい朝に 夏の眩しい昼空
秋の眩しい夕暮れに 冬の星降る夜
美しい自然が今日もおはようと言っている

黄昏のライブハウス 俺のストラトキャスターが泣いている

生まれた時から決まっていた 僕の故郷
生まれた時から知っていた 僕の運命
生まれた時から始まった 僕の人生

アルテミスの導きで 僕と宇宙は繋がった